院長、廣谷淳よりみなさまへ 2020年12月1日
診察時間変更に関するおわび
まず、このところの受付時間、診療時間の度重なる変更につき、混乱とご迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げます。
新型コロナの予想以上の感染拡大により、安全に来院いただけることと、できるだけ受診の不自由を少なくすることのバランスを模索しています。
感染拡大のペースが早く、変更に十分な告知時間を設けることができずにいます。
はじめに
カッコつけのようですが、少年時代をボーイスカウト活動にどっぷり浸って過した私は、「人の役に立つ人になりたい」との思いで医師という職業に就きました。
時々忘れかけて反省したりもしますが、今もその志は変わらず持っているつもりです。
考えもしなかった新型コロナの発生と感染拡大に際し、医療機関の対応はさまざまです。
一番簡単なのは、「発熱患者は診ません」と知らぬふりをしてかかわりを避けることですが、私はクリニックの医師という立場でできることしたいと考え、豊中市の帰国者・接触者外来に参加し、クリニックでも発熱外来の時間帯を設けることにしました。
当初は、豊中市の感染者数も少なく、風邪症状の方でも新型コロナの可能性は低いと思われましたので、一般の方の利便性を優先し、発熱患者の時間帯でも納得であれば一般受診可としました。
しかし、第三波が予想以上の大きな波となり、豊中市でも毎日5人、10人の患者発生が当たり前となりました。11時前後に一般診療の方と発熱の方とが重複してしまう現状を許容できなくなり、厳密な区分を設けざるを得ない状況になりました。
具体的な対策
私のすべきことは、
1.一般診療の方と発熱・風邪症状の方を徹底的に分離して、同時にクリニック内にいることがないようにすること
2.発熱患者さん同士でさえも、同じ空間にいることを避ける手段をとること
そして、
3.スタッフが感染することを断固として予防すること
の3つと考えています。
そのための対策として
1.一般診療と発熱外来は決して重複しないように時間を設定します。
さらに、
2.発熱外来を予約制にして、複数の方が同じ部屋にいることがないように調整します。
3.スタッフの防護衣着用を推進します。
一般診療のみなさまへ
一般診療のみなさまには受診時間の制限が厳格になり不自由をおかけしますが、わずかでも接触しないことが感染対策の最も有効な手段ですので、どうかご理解ください。
また、みなさま自身が発熱してしまった場合にも、当院にて対応できることを安心と考えていただければと思います。
一般診療は以下の時間です
午前9時から11時まで
午後5時から6時まで
発熱外来の時間帯は待合室に誰もいないような状況でも入室をお断りします。
風邪症状・発熱で受診希望のみなさまへ
当院に通院中の方は電話にて予約をおとりください。
他院に通院中の方は、必ずかかりつけの先生に連絡し、医療機関から当院受診の予約をとってもらってください。
かかりつけ医のない方は、まず豊中市コールセンター(06-6151-2603)に相談ください。
発熱外来は以下の時間です
午前11時30分から12時30分まで
午後6時30分から7時まで
最後に
これまでの空気清浄機の増設やパーティションなどの対策に加え、院内感染対策として私にできることはこれが限度です。
それでもやはり感染が心配、という方もおられると思います。
また、診察時間が不自由になり、設定時間内に受診が困難という方もすでに何人かおられます。
設定がころころ変わるから信頼できない、と言われた方もあります。
当院への通院をやめ、転医をご希望の方はお話しください。診療情報を用意します。
高血圧も糖尿病も心臓病も喘息も、大切なのは中断することなく継続して診療を受けることです。
継続、という意味で診療情報はとても重要です。次の先生に診療をスムーズに引き継いでいただくためにも、遠慮なくお申し出ください。
ホームページをご活用ください
細かに情報を発信しています。
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