吉田拓郎〜新型コロナでなにげに悲しかったこと

新型コロナウイルスの蔓延も一年を越え、緊急事態宣言も思ったほどの効果が認められず、頼みのワクチンはワイドショーで不安をあおるような副反応のことばかり、と八方ふさがりのようにも思え、憂鬱になるばかりです。

 

そんなさなか、とても悲しいお知らせが届きました。

吉田拓郎のコンサートが終わってしまった…。

 

吉田拓郎が好きです。

中学一年のときに学校にギターを持ってきた友達に教わって、初めて鳴らした曲が「落陽」。

3小節めの「F」が押さえられなくて早々にくじけました。

 

高校生のころは少しすき。

大学生になってしばらくしてから、思い出したように好きが増しました。

 

その頃に出会った人が、お兄さんの影響で拓郎ファン。

 

それから30年あまり、一緒にコンサートに行き続けています。

(普段もずっと一緒にいるのですが)

 

拓郎さんはしばらく前に肺癌を患われて、その後に気管支炎やらうつ状態(らしい)になられたりで、大阪のコンサートは2回ほどキャンセルになりました。

 

それからは数年に一度、関東の会場のみで4〜5公演、というパターンが続き、それでもがんばって宇都宮やら横浜やらに二人で出かけて行っていたわけです。

 

で、2019年。

久しぶりに名古屋まで出かけます、のアナウンスで大喜び。

昔の「Live '73」にちなんで「Live 73 years」の73歳とは思えぬ舞台だったのでした。

 

そしてそして、気を良くした拓郎さんは、最後(のツアー)は大阪に行きます、と宣言し、ブログでも着々と準備を進めておられる様子が配信され、待ちに待ちに待っていたのですが。

 

そこに、コロナ・・・

今年夏に予定されていたツアーは中止。

そしてあろうことか、今後の予定もなし。

ブログも閉鎖、準公式(?)のサイトも閉鎖、となりました。

 

そして、最後に振る舞われたのが「ハッピーボックス」。

抽選(だと思う)にあたって送られてきたのが写真の品物です。

過去のツアーグッズの売れ残り一掃の感じで入っていました。

 

 

 

使い道は思いつかないけれど、良い記念ということで大切にいたしましょう・・・