金色のTree

昨日,絵を一点買いました

 

21日に千里中央セルシーをぶらぶらしていて,初めて前を通ったギャラリーの中に飾られた絵たちに目がとまりました.

 

山口真功さん(という方:もちろんその世界に無縁の私はまったく知らない...)の展示会でした.

 

10月14日に書きましたように,私の油絵に対する印象はあまりよくないですが,この絵たちはとても澄んでいてきらきらとかがやいているようでした.

 

ギャラリーのおじさんが,ガラスに書いたようでしょう?,なんて言うもんですから,なるほどいいことをおっしゃる,なんて相づちをうったりして.

 

なかでも気にいったのは,この「金色のTree」という作品で,やわらかい気持ちになれそうな感じがとても心地よいと思いました.

 

絵の相場なんてわかりませんが,資産にできるほどの値段ではないにしろ,即決できるほど安くもないので,また来ますぅ,なんて言ってみて,一日考えました.

 

で,昨日もう一度行ってみたら,やっぱりほんのりと柔らかく待っていてくれたので,決断しちゃった,というところです.

 

 

 

これまで,クリニックには葉祥明さんのリトグラフが春夏秋冬4枚かかっていました.

10年前,刀根山病院を退職してクリニックを開院するときに,病院の看護師さん達が贈ってくれたものです.

 

これまた清々しくてとてもお気に入りなのですが,その一枚がかけ変わりました.

 

 

 

それにしても,私たち夫婦はよほどみすぼらしく見えるのか,どこへ行ってもほぼ相手にされません.

 

クルマのディーラーでも,(滅多と行くこともありませんが)ちょっとお洒落なレストランでも,住宅展示場(これは本当にひやかしです)でも,こちらから声をかけない限りずっとスルー,です.

ギャラリーのおじさんも,散歩の途中にぶらっと寄りやがったな,と思っている様子がありありでした.

店の入り口に立派な芳名帳がでーんと置いてあるのに,最初に入った時には書いてくれともなんとも言われませんでしたし...

(もちろん,購入のあとは丁重にたのまれました)

 

ま,それはそれで気楽なわけですが,なんだかサビシイなぁ,なんて気持ちも拭いきれず...

ダブルのスーツとか着たらちがうのかなぁ,て,これくらいの発想しかできないところが情けないです.